プロバスケットボールB2リーグの香川ファイブアローズが10日・11日とホーム開幕戦を戦いました。会場には、久しぶりに観客の姿が戻ってきました。
(白戸ゆめのリポート) 「およそ8カ月ぶりに観客を入れて行うホーム戦。開場前からブースターがたくさん駆け付けています」
新型コロナウイルスの影響で昨シーズン、リーグ戦の途中で打ち切られたBリーグ。 約8カ月ぶりの観客を入れての試合は、検温や手の消毒などさまざまな感染症対策がとられました。
会場にはソーシャルディスタンスを呼び掛けるパネルが設置されました。 このほか、ホーム開幕戦限定で全員に黄色いマスクが配られました。
(白戸ゆめのリポート) 「今シーズンは少しでも試合を気軽に楽しんでもらおうと、全席1000円自由席でチケットを販売しています。その効果でしょうか?1階はほぼ満席、2階もどんどん埋まっていっています」
10日の第1戦には、1046人のブースターが駆け付けました。
(観客はー) 「久しぶりなので、見てるこっち側も緊張するくらい楽しみにしています」 「(Q.全席1000円自由席は?)めっちゃありがたい」 「がんばれファイブアローズ!」
試合は、序盤から奈良にペースを奪われてしまいます。 一時は8点差をつけられましたがキャプテンの兒玉(こだま)、高比良(たかひら)を中心に得点を重ね、第2クオーターで逆転に成功します。
しかし、第4クウォーター。ファイブアローズはミスが目立ち、逆転を許してしまいます。 3点差で残り時間は1.2秒…。筑波の放った3ポイントシュートは惜しくもはずれ、ホーム初戦でブースターに勝利を届けることはできませんでした。
(香川ファイブアローズ/兒玉貴通 主将) 「お客さんなしで試合を経験してからすごく声援のありがたさを感じていたので、勝っている姿を見せたいのでしっかり、あす切り替えて頑張っていきたい」
また、11日の第2戦は序盤から奈良にペースを握られ敗戦、ホームで連敗を喫しました。