今年は特にあま~く仕上がりました。香川県三豊市で極早生(ごくわせ)みかん、「ゆら早生」の出荷が最盛期を迎えています。
香川県では、三豊市や観音寺市などで極早生の温州みかん、「ゆら早生」を栽培しています。 「ゆら早生」は、極早生の品種としては糖度が高く酸味とのバランスがいいのが特徴です。
(記者リポート) 「味が濃いです。ちょっと酸っぱいんですけど甘さもしっかりあって、あと皮が薄くてとても食べやすいです」
今年は8月中旬以降、雨が少なく、9月上旬には適度に降ったため特に甘く仕上がりました。 他の極早生品種は糖度が10度ほどですが、今年の「ゆら早生」は12度。大きさはやや小ぶりですがその分、濃厚な味わいです。
(三豊共撰みとよ連絡協議会/白川徹 会長) 「中のじょうのうと言って薄皮が薄くて、食べても口に残らないし、甘さも他のみかんに比べて甘いのでぜひ食べてください」
出荷は11月中旬まで続き、香川県の2020年の出荷量は2019年より5トン多い約180トンを見込んでいます。 県内のスーパーのほか、関東や関西方面にも出荷する予定です。