全国一斉に「秋の火災予防運動」が始まり岡山市の高齢者施設では9日、消防訓練が行われました。
訓練には岡山市消防局や施設の職員など、約70人が参加しました。
訓練は四国沖を震源とするマグニチュード9.0の大規模な地震が発生し、施設の2階の調理場から火が出たという想定です。
まず各フロアに取り残された人をはしご車やヘリコプターを使って救助しました。全員の避難を確認した後、放水作業をしました。
(岡山市中消防署/竹本光信 署長)
「スムーズに訓練は進んでいたと思います。1人でも1件でも火災を少なく、亡くなられる方を少なく、けがをされる方も少なくということを目指してやっていきたいと思っています」
岡山市消防局によりますと岡山市では今年、8日までに151件の火災が発生し7人が亡くなっています。
また、そのうちの4人が65歳以上の高齢者だということです。