新型コロナウイルスの感染拡大防止も訓練のポイントです。岡山県が巨大地震の発生に備えた対応訓練を行いました。
訓練は南海トラフを震源とする最大震度6強の巨大地震を想定し、県が行ったものです。
岡山県和気町の体育館では、町の職員ら約60人が新型コロナの感染防止を図りながら避難所運営を訓練しました。
(記者)
「こちらの受け付けで検温と問診を行います」
(職員)
「体調優れないところないですか」
発熱などがある利用者は、職員が別室に案内し隔離します。
避難所の生活スペースには、感染症対策とプライバシー保護のために職員がテントを設置しました。
(英語でのやりとり)
「持ち家ですか」
「I am…」
この他、外国人が避難所に来た場合などに備え対応を確認しました。
(岡山県危機管理課/豊田和典 課長)
「避難所運営には感染症対策という新たな課題が浮かび上がってきたので、十分に事前の訓練を行っていざという時の対応に備えたい」