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「1・2月が住宅火災発生のピーク」岡山市消防局が火災予防のパネル展【こつこつ防災】

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 防災の話題をお伝えする「こつこつ防災」です。岡山市役所で火災予防への意識を高めてもらうための、パネル展が開かれました。

 23・24日に岡山市役所で開かれた火災予防のパネル展です。火災の多い時期に合わせ、岡山市消防局が開いたものです。

(岡山市消防局 予防課/文谷昌史 課長補佐)
「岡山市消防局管内では、1月・2月が住宅火災の発生のピークとなっております。その時期に合わせて火災予防について高く意識を持っていただくために行っております」

 岡山市消防局によりますと、2021年に管内で193件の火災が発生しました。

 月別では暖房器具を使う12月から4月にかけて多く発生し、特に2月は29件と、1日に1件ほどの割合で発生しています。

 パネル展では、音だけでなく光でも火災を知らせる住宅用火災警報器や、燃えにくい繊維などで作られた防炎エプロンも紹介していました。

 地震など自然災害による火災についても紹介し、注意を促していました。

(岡山市消防局 予防課/文谷昌史 課長補佐)
「地震発生時に火災が発生しますと、大規模火災になる可能性、火災が多発する可能性がありますので、そういった時には消防力も不足してしまいます」

 地震火災は、ガス管や電気設備などが地震で破損したり、暖房器具が倒れたりして発生する火災です。内閣府によりますと、阪神淡路大震災では、285件の地震火災が発生しました。

 1年のうちで火災の多い今の時期、日頃から防災意識を持つことが大切です。

(岡山市消防局 予防課/文谷昌史 課長補佐)
「ストーブの周りをきれいに片付けるとか、住宅用火災警報器、こちらの点検も一度してみてください。火災を想定していただいて、自宅で避難訓練を一度実施していただき、もしもの時の命を守る行動っていうのを考えていただきたいと思います」

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