「サノヤスホールディングス」は大阪市や岡山県倉敷市に造船所を持つ「サノヤス造船」の全ての株式を、東京の造船会社「新来島どっく」に譲渡すると発表しました。
リーマンショック以降の中国、韓国との競争激化や新型コロナウイルスの影響による他の事業の落ち込みなどで、造船事業の継続が難しいと判断しました。
倉敷市の水島製造所では、主に鉱石やセメントなどを運ぶ大型の貨物船を製造していました。
「サノヤスホールディングス」の造船事業の2020年3月期の売り上げは約299億円で、約28億円の赤字でした。