パレスチナ自治区のガザへ支援物資を運ぶために地中海を航行中の環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんらの船団は、船の近くで爆発が相次いだと明らかにしました。
公開された映像には爆発音とともに炎が上がる様子が映っています。
グレタさんらが乗る「グローバル・スムード船団」は23日夜から24日未明にかけて、船の周辺で少なくとも13回の爆発音が確認されたと発表しました。
低空飛行する複数のドローンも目撃され、通信障害も発生したということです。
けが人は報告されていません。
船団は声明でイスラエルによる妨害の可能性があるとし、「ガザ到着を数日前にして危険な攻撃が激化している」と非難しました。
グレタさんら500人以上の活動家でなる船団はガザ地区へ支援物資を運ぶため地中海を航行していて、今月8日にもチュニジアの領海でドローン攻撃を受けたと発表しています。
画像:GLOBAL SUMUD FLOTILLA