新型コロナウイルスの影響が長期化する中、香川県の経済団体の代表が県内の中小企業の現状や行政に求める支援などについて知事と意見を交わしました。
香川県商工会議所連合会と県が毎年行っている懇談会で、6つの商工会議所の会頭と浜田知事らが出席しました。
高松商工会議所が会員企業に行ったアンケート調査では、新型コロナによる経営状況について、「影響が続いている」、「経済活動の停滞が長期化すれば影響が出る」と答えた企業が全体の93パーセントに上りました。
そして、それぞれの商工会議所が今後の取り組みや行政に求める支援などを報告しました。
(高松商工会議所/泉雅文 会頭)
「海外や県外への商談会や、出張の前後に行うPCR検査に対する補助金の創設をお願いしたい」
(丸亀商工会議所/高浜和則 会頭)
「飲食やサービス業観光業においては深刻な状況であり、これらの事業者への継続的な支援策が必要」
このほか、リモートワークを進めるため、デジタル化への支援強化などの要望もありました。
(高松商工会議所/泉雅文 会頭)
「商工会議所がやるにしても行政と連携しないとできませんので、そういう意味では、知事とこういう意見交換ができたことはありがたいなと思っています」