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〈新型コロナ〉岡山・倉敷市の医療機関が「夜間」のワクチン接種を開始

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 新型コロナのワクチン接種を加速させるため、岡山県倉敷市の医療機関が6月1日、「夜間」の接種を始めました。倉敷市の医療機関では初の取り組みです。

6月1日午後6時―

(接種時の問診の様子)
医師「今までワクチンで体調不良とかアレルギーはなかったですか」
接種を受ける人「たぶんないと思います」

(接種受けた人―)
「(予約が)取れなかったです。もう泣きたいぐらいで。安心しました」
「とても助かります。時間外の時だったら付き添って来られるので」
「仕事されてる方にはすごくいいと思います」

 6月1日に夜間の個別接種を始めたのは、倉敷市の「倉敷スイートホスピタル」です。
 倉敷市では、5月17日に136の医療機関で高齢者の個別接種を始めましたが、市の保健所によると夜間に接種を行うのはこちらが初めてだということです。

 6月1日には午後6時から午後8時までの2時間で120人に接種を行いました。

(倉敷スイートホスピタル/松木道裕 院長)
「高齢者の中には付き添いのいられる方もおられ、ご家族の昼間の仕事のご都合で来られない方もおられると思います。そういう方に夜間の接種を利用していただければ」

 倉敷市では7月末には高齢者の接種を終え、その後、時期は調整中ですが一般への接種を始める方針です。一般への接種が始まった際に夜間に接種を受けたいという需要が高まると考えています。

(倉敷スイートホスピタル/松木道裕 院長)
「一般の方は仕事の都合などでなかなか来にくいと思いますので、この夜間接種を利用していただければと思います。収束にはワクチン接種が不可欠かと思いますので、その一助になればいいと思います」

 「倉敷スイートホスピタル」での夜間接種は、平日と土曜日の午後6時から8時までです。岡山県内の人が対象で、住んでいる市町村のコールセンターやウェブサイトから予約することができます。

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