高校生に地域の課題や地元企業について学んでもらおうと、香川県の経済団体が高校で講演会を開いています。
香川経済同友会が6月から7月にかけ、県内の2校で四国の課題やSDGsなどをテーマに講演や討論を行っています。
高松高校では、四国新幹線の実現を目指す「整備促進期成会」で代表事務局を務める石原俊輔さんが2年生74人に講演しました。
石原さんは、2015年に北陸新幹線の開業で観光客を増やした金沢市の事例を紹介。四国新幹線が開通すれば香川県の街づくりにつながることや、実現には地元全体の盛り上げが必要なことを説明しました。
(講演を聞いた生徒は―)
「地域の活性化という今話題になっていることなので、すごく考えさせられる講演会でした」
「都会とかに出ていくよりは四国で貢献したいなと思っているので、とてもいい機会になりました」
(香川経済同友会 人材育成委員会/松本真治 委員長)
「都会でなくてもやはり地元でですね、いろんな働く場・活躍する場がございますので、そちらの方にもぜひ目を向けていただきたいなと考えております」