岡山県総社市出身の原田のどか選手がいるソフトボール日本代表は25日にカナダ代表に勝利し、銀メダル以上が決まりました。27日、金メダルをかけアメリカと戦います。26日もスタメンで出場した原田選手について高校時代の恩師やチームメイトに聞きました。
原田選手の母校岡山南高校ソフトボール部のOGたちも地元からエールを送っています。
(岡山南高校 ソフトボール部OG/難波静佳さん)
「ムードメーカーで、今もそうなんですけど、すごく明るくて練習も人一倍努力してやっていて。こういう姿を見えるのを期待していました」
(岡山南高校 ソフトボール部OG/氏部由理さん)
「試合でも練習とかでも、きつい時でも率先して声出して一番先頭を走ってくれるようなタイプだった」
(岡山南高校 ソフトボール部 元監督/楢崎一美さん)
「周りのことをしっかり考えて日本チームになくてはならない存在。画面を通してすごく感じている」
原田選手の恩師・楢崎さんは、原田選手が持つ「有言実行する力」を高校時代に垣間見たと話します。
(岡山南高校 ソフトボール部 元監督/楢崎一美さん)
「(県大会で)7回ツーアウトで負けてた時に、その時に彼女が自分に回せと、絶対に勝利を打って返すと先輩に言い、実現して決勝に出た。嫌味なく真っすぐな気持ちで思っていることを必ずやり遂げる」
原田選手は小学校3年から野球を始めました。
高校2年には女子野球日本代表としてワールドカップに出場し、日本の初優勝に貢献しました。
そして、このワールドカップ優勝を最後に野球をやめ、掛け持ちしていたソフトボールに専念します。
(原田のどか 選手[当時17歳])
「(家に)野球の金メダルが並んでるんですけど、その横にソフトボールでとった、オリンピックでとった金メダルを一緒に並べたら最高だと思います」
当時、ソフトボールはオリンピックの種目から外れていました。
その中で17歳の高校生が語った「オリンピックで金メダル」という夢は今現実になろうとしています。
(岡山南高校 ソフトボール部OG/河田智奈美さん)
「地元からみんなで応援している気持ちが届くと信じて頑張ってほしい」
(岡山南高校 ソフトボール部 元監督/楢崎一美さん)
「あとは最後頑張ったら何色になるか分からないけど、一番似合う色が待っていると思う」