香川県のスーパーと百貨店の販売額が、2021年6月は3カ月ぶりに、前の年の同じ月を下回ったことが分かりました。
四国経済産業局によりますと、香川県にある百貨店とスーパー84店の2021年6月の販売額は約144億5000万円で、2020年の同じ月を3.5パーセント下回りました。前の年の同じ月を下回るのは3カ月ぶりです。
品目別に見ると「衣料品」が11.1パーセント、「身の回り品」が19.7パーセント、2020年を下回りました。
四国経済産業局は「消費者の外出の自粛に加え、梅雨入りが早く気温が低かったため、夏物の衣料品の販売が伸びなかった」と分析しています。
一方、「飲食料品」は外食の自粛に伴って冷凍食品やアルコール飲料が売れたこともあり、2020年を0.3パーセント上回りました。