8月26日朝、香川県観音寺市の踏切でハンドル付き電動車いす、いわゆる「シニアカー」に乗っていた高齢の女性が列車にはねられ死亡しました。
電動車いすを巡っては2012年に、高松市の踏切で電動車いすに乗っていた当時67歳の男性が列車にはねられ死亡する事故がありました。
製品の品質評価などを行なう独立行政法人NITEは、2009年度からの10年間で電動車いすの踏切内での事故が16件発生したことを受け、注意喚起をしました。
踏切内では介助者とともに通行すること、踏切の手前では一時停止および左右の確認をすること、警報が鳴ったら踏切内に入らないことなどを伝えていました。
香川県警は、電動車いすで踏切を渡るときは「線路に対して直角に通行すること」や「脱輪しないよう踏切の端を通行しないこと」などを呼び掛けています。