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全国大会で5位入賞 チア高校生がコロナ禍の部活動で得たものとは 香川

 新型コロナ禍で思い通りにいかなかった高校生活。そんな中でも部活動に全力で打ち込み、新しい目標を見つけたチアリーダーがいます。

 高松北高校応援部チア「North Shine(ノースシャイン)」。3年生の多田友海さんは2021年7月にチアを引退しました。多田さんにとって、高校の部活動は思い描いていた形とは違ったものになりました。

(多田友海さん)
「今振り返ってみるとしんどいこともあったし、もちろん悔しいこともいっぱいあったけど、その一瞬一瞬は全部楽しいっていう思いの方が強くて」

 高校でチアリーディングを始めた多田さんは当初はターンが回れないなど周りとの力の差に悩んでいました。それでも必死に練習し、全国大会のメンバーにも選ばれました。

 しかし……。

(多田友海さん)
「1年生の頃がまだ活動とかイベントとかもたくさん出られて、大会にも普通に出られていた頃だったので、その時からの変わり方がすごくて……」

 2020年、新型コロナの感染が広がり大会やイベントが次々と中止になりました。そんな中、2020年夏にキャプテンを任された多田さんは、持ち前の笑顔と明るさで懸命にチームを引っ張ってきました。

 7月31日、「無観客」で行われた多田さん最後の全国大会で「North Shine」は5位入賞。学校としては過去最高の成績でした。

(多田友海さん)
「コロナの期間があったからこそ、チームで踊ることが当たり前じゃないって気づけたし、本番はあまり覚えていないくらい一瞬で、すごく楽しくて、皆の笑顔がすごく輝いていた演技だったんじゃないかなと思います」

 部活動に取り組む中で多田さんには新しい目標ができました。

(多田友海さん)
「小学校の先生になりたいです。前に立って話す機会がキャプテンになってから多くなったんですけど、そういう時に先生という立場になりたいなって思いました」

(高松北高校 応援部/筒井京 顧問)
「めちゃくちゃ向いていると思います。周りを笑顔にできますし、周りを見る目がとても温かいので、小学校の先生としては最適だと思います」

 新型コロナという困難な状況で、試行錯誤しながら取り組んだ部活動。その中で得たものを大切にしながら、多田さんは新しい目標に向かっています。

(多田友海さん)
「チアでは笑顔を大切にすることを学んだので、笑顔を常に忘れずに、明るく子どもたちを応援できるような先生になりたいです」

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