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「香川県独立の父」中野武営の名前が付いた菓子が最優秀賞に かがわ県産品コンクール

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 明治から大正にかけて政財界で活躍した高松市出身の中野武営は、香川県の設立に力を尽くし、「香川県独立の父」と呼ばれています。

 その中野武営の名前が付いたお菓子が、県が主催するコンクールで最優秀賞を受賞しました。

 香川県産のもち米や和三盆、希少糖などを使った焼き菓子「武営さん」は、洋菓子と和菓子、両方の味わいを持っています。

 高松市の菓子店、「かねすえ」が8月から販売していて、香川県が主催する県産品コンクールで最優秀賞に輝きました。

 「かねすえ」の包末招社長ら3人は22日、中野武営の顕彰会を訪れ受賞の報告をしました。コンクールでは、地元産食材へのこだわりと豊かな味わいなどが評価されました。

(かねすえ/包末招 社長)
「ええお菓子を作る。おいしかったな、このお菓子何言うんと言うてくれてもええし、とにかく武営さんの名前を広めていかないといかん」

(中野武営顕彰会/佐伯勉 会長)
「予想をはるかに超える報告なのでうれしいですよ」

 顕彰会は、中野武営について多くの人に知ってもらおうと、高松市の玉藻公園の西門近くに銅像を建てることを決めました。

 21日から募金活動を行っていて、完成は2024年10月の予定です。

(中野武営顕彰会/佐伯勉 会長)
「こういう連鎖といいますかね、弾みがつきますので。特に募金活動始めようかということを考えてスタートさせたその時に知事賞もらいましたとかいうとね、本当にうれしいですね」

(かねすえ/包末招 社長)
「やっぱり全国に広めていって、香川県にこんな人がおったんやということをみんなに知らしめたいと思います」

 募金に関する問い合わせは中野武営顕彰会(電話:087-821-3608)までお願いします。

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