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コロナ禍ならではの原因も?火災を防ぐ4つの点検ポイント【こつこつ防災】

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 防災の話題をお伝えする「こつこつ防災」。11月9日、「全国火災予防週間」が始まりました。今年の防火標語は「おうち時間 家族で点検 火の始末」です。今回はお家でできる火災予防点検についてお伝えします。

 消防庁のまとめによると2020年、日本では住宅火災が1万564件発生し、899人が亡くなりました。人が亡くなった火事の原因で最も多かったのは「たばこ」でした。また、「ストーブ」や「配線」が原因のものも多く発生しました。

 今回は家庭でできる火災を防ぐための4つの点検ポイントをご紹介します。

点検ポイント①「コンセント」

 1つ目は「コンセント」です。

(香川県危機管理課/安永修 課長補佐)
「コンセントのところにホコリがたまったりしてますと、それが出火原因になったりもしますのでよく掃除する。不要なコンセントは抜いていただいて、たこ足配線を防ぐことも大事」

 差したままのコンセントがあれば、この機会に抜いて掃除してください。

点検ポイント②「アルコール消毒液」

 2つ目は新型コロナ禍で普及した「アルコール消毒液」です。

(香川県危機管理課/安永修 課長補佐)
「おそらくアルコールを手に吹きかけない日はないと思いますけれども、当然アルコールですので燃えますので、火気がないところで」

 火の近くに置くことはもちろん、十分に乾かさないまま火のそばにいくことも避けてください。

点検ポイント③「住宅用火災警報器の作動点検」

(香川県危機管理課/安永修 課長補佐)
「3つ目は住宅用火災警報器の作動点検をしていただきたいと思います。設置している家では設置していない家に比べて火災による死者数が半減したというデータもありますので」

 火災を知らせる住宅用火災警報器。電池交換や機器に不具合がないか点検する必要があります。

(赤木由布子リポート)
「住宅用火災警報器の点検はボタンを押します。また、紐がついている場合はひもを引っ張ります」

点検ポイント④「ストーブの位置」

 そして、4つ目の点検ポイントは「ストーブの位置」です。洗濯物や布団などの近くでは使わないようにしてください。

(香川県危機管理課/安永修 課長補佐)
「これから空気が乾燥して火災が起こりやすい時期を迎えますので、火の取り扱い、後始末には十分お気をつけていただけたらと思います」

 今回、住宅内での火災予防をお伝えしましたが、岡山県、香川県は野焼きやたき火など屋外でも多くの火災が発生しています。2020年、岡山県では28人、香川県では11人が火事で亡くなりました。

 これからの季節、火の取り扱いに十分ご注意ください。

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