5月2日の八十八夜を前に、香川県産の新茶の初取引が高松市で行われました。
27日は、三豊市高瀬町とまんのう町で収穫された新茶21点、115キロが取引されました。
入札に参加した業者らは、茶葉の色つやや香りなどを手触りで確認したり、お茶を口に含んだりして慎重に吟味していました。
JA香川県によると2022年のお茶の出来は良好で、八十八夜を迎える5月2日ごろに収穫の最盛期を迎えるそうです。
(初取引に参加した業者は―)
「色的には悪くないし、においも悪くないと思います。香川産の遺伝子DNAがどの茶にもまんべんなく出て、味に違いがなくなってきている」
JA香川県によると、新型コロナによる外食の減少などでお茶の価格は低迷が続いていますが、2022年は前の年を1トン上回る34トンの生産量を見込んでいます。