専門家から「マスクの着用」について見直しが提案される中、5月20日、厚生労働省が新たな見解を発表しました。今後もマスクを着けるか、それとも外すか。街の皆さんの声を聞きました。
国の新しい見解では、「屋外」では会話をほとんどしない場合は距離にかかわらずマスクは「必要ない」。会話をする場合でも、2メートル以上の距離をとれば「必要ない」としました。
また、未就学児ついてはマスク着用を「一律には求めない」としました。
(在間隆真リポート)
「表町商店街では、まだほとんどの人がマスクを着けています。マスクを着けていないという人のほうが、見つけるのが難しいです」
マスクの着用について街の人は――
「まだちょっと無理。(外すことは)しない方がいい。(ウイルスを)もらったらアウト。そのほうが自分が安心だから。暑い時はこうやってパクパクしている」(70代)
「今は外したい。でもコロナがあるから着けないとなっていうので着けています。(Q.どうしてマスクを外したい?)息苦しいですね」(10代)
「暑いので、マスクのこの辺だけ汗をかいたりするので。今大学に行っているんですけど、授業中もめっちゃ暑くて外したいなぁとは思います」(10代)
「外したいけど、持病があるので外すのもなぁって。世間がコロナ禍になってから風邪をひいていない。みんながマスクをするから」(30代)
「するのが今までずっと当たり前になっているから、別に外したいとは思わないです」(60代)
マスク着用に関する政府の方針についてどう思う?
今回、Park KSBアプリではマスク着用に関する政府の方針について聞いてみたところ、方針を「支持する」が35%、「支持しない」が24%、「どちらとも言えない」が41%となりました。
〈支持すると回答した人の意見〉
「ワクチンも接種して会話もしないので感染率はかなり低いと思う」(60代)
「外国でもそういった流れだから」(50代女性)
「そろそろマスクを外すことを考えていかないといけない」(20代女性)
〈支持しないと回答した人の意見〉
「感染しないという確証がない」(50代)
「せきやくしゃみをしたら会話以上の飛沫が出る」(50代)
「人混みで外す勇気がない」(40代)
〈その他の意見〉
「突然マスクは必要無いと言われても対応が難しい」(50代)
「屋外で会話なしでも、人混みなら不安」(60代)
「外したいけど周りの目が気になる」(50代)
どう対応しようか悩んでいる人たちも多そうです。