かつて全国ワースト2位だった岡山市の待機児童が、4月1日時点で2021年よりも23人少ない8人に減ったことを受け、大森雅夫市長は「待機児童解消はほぼ達成できた」と述べました。
(岡山市/大森雅夫 市長)
「今回、8人になったということで待機児童の解消がほぼ達成できた」
岡山市によりますと、4月1日時点で、認可保育所や認定こども園に入園の申し込みをした子どもは1万8884人。このうち、待機児童となったのは8人です。
岡山市は2017年には過去最高の849人もの待機児童がいて、2016年から2018年まで3年続けて全国ワースト2位でした。
大森市長は24日の会見で、受け皿となる保育施設の拡充や保育士の賃金アップに取り組んだ成果が出ていると語りました。
岡山市では今後も安定した保育環境を提供し、障害児保育の充実にも取り組みたいとしています。