地元で新たな挑戦です。津山市出身の元プロ野球選手が、地元・岡山県北の社会人チームの監督として全国大会に臨みます。
美作市で活動する社会人チーム、ショウワコーポレーション。津山市出身の亀澤恭平監督が2021年11月から指揮を執っています。
(ショウワコーポレーション/亀澤恭平 監督)
「(現役引退後)いろんなところからオファーをいただいたんですけど、最終的には津山で恩返しをするという自分の夢がありまして」
岡山県作陽、環太平洋大学を経て香川オリーブガイナーズで活躍した亀澤監督。2011年、プロ野球ソフトバンクに育成選手として入団し、中日に移籍後は主に内野手として400試合以上に出場しました。
現役時代高く評価された守備を実際に披露しながら指導する亀澤監督。特に心掛けているのは「基礎」の部分の指導です。
(ショウワコーポレーション/亀澤恭平 監督)
「(就任直後から)声の出し方であったりとか、声の大きさであったりとか、あとはプレーに対する思いだったりとかを重点的に、今もそうなんですけど」
(玉野光南出身/多田昌弘 投手)
「(以前は)ベンチの中で黙って第三者みたいになっていたので、(声出しは)僕が一番できるところかなと思って、一生懸命やっています」
監督の教えを吸収し、着実に力を伸ばしたチームは、中四国予選を勝ち抜き、8月27日に開幕する全国大会への出場を決めました。
就任1年目での大舞台。亀澤監督の挑戦はまだ始まったばかりです。
(ショウワコーポレーション/亀澤恭平 監督)
「これはまだ第一歩にすぎませんので、来年、再来年と快進撃を続けないといけないので、スタッフ、コーチみんなと力を合わせていけたら」