高松市にある自動販売機で鑑賞用のクラゲが販売されています。そのかわいらしい姿に癒やされると人気を集めています。
(野口真菜リポート)
「人気だと噂の自動販売機が……ありました! タコクラゲの赤ちゃんが販売されています。ボトルに入って並んでいて、ふわふわ泳いでいてかわいいです! 珍しい光景ですね」
オリジナルの自販機の販売などを行う高松市牟礼町の「コスモファシリティ」が本社の敷地内に設置したものです。
(コスモファシリティ/近藤大介さん)
「高知の道の駅でタコクラゲの赤ちゃんを見つけまして、かわいいので自動販売機で売ってみたらどうかなと。(コロナ禍で)人との接触を避けて気を遣っていると思うんです。自動販売機で販売することで気軽に買っていただけたら」
半球形の傘と、8本の「口腕」と呼ばれる器官を持つ、タコクラゲ。体の中に「藻」を住まわせ、光合成でできた栄養をもらっています。
販売しているのは、5mmから1cmほどのタコクラゲ5匹が入ったボトルで、1個1000円です。自販機ではタコクラゲが過ごしやすいとされる26℃から28℃に温度を保て、透明なドアで光合成を促せることから販売が実現しました。
(野口真菜リポート)
「出てきました! ふわふわ泳いでいてかわいい。新しいですね」
こちらの会社では2021年の同じ時期にも自販機でタコクラゲを販売しましたが、わずか2日で完売。問い合わせが相次いだことから、2022年は入荷量を2021年の3倍以上となる約1000匹に増やしました。
(買いに来た人は―)
「前にあったのを見ていてその時は買えなくて、また売るって聞いたので来ました」
「(Q.どっちの色がかわいい?)黒かな」
8月11日から販売を始めましたが、すでに900匹ほどが売れ、なくなり次第終了するということです。
(コスモファシリティ/近藤大介さん)
「変わった生き物を見て楽しんでいただけたらなと思います」