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香川・坂出市の新しい給食センターが提供開始 小中学校など16の施設に配送

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 食材の値上がりが続く中、香川県坂出市は民間の資金やノウハウを活用して老朽化した給食調理場を一新しました。

 坂出市林田町に整備した坂出市学校給食センターです。

(記者リポート)
「こちらでは1日に約4000食の給食を調理することができ、調理して2時間以内に園児、児童生徒の元に届けられます」

 今回の整備は建設や運営を民間に委託する「PFI方式」で行いました。目的は、民間の力を借りて給食の質を落とさず、効率よく提供することです。地元の建設会社に加え、東京や大阪などの6社でつくる会社と契約しました。

 建設費など初期費用と今後15年間の運営費、維持管理費は合わせて54億円あまりです。

(坂出市教育委員会/前場渉平さん)
「食材等、高騰してきている部分もありますので、一カ所に集約することでコストメリット等出てきて、より質の高い給食が提供できるかと思っております」

 午前10時半過ぎ、坂出市の幼稚園・小中学校など16の施設に給食が配送されていきました。

(記者リポート)
「新しい給食センターで作られた給食の配膳が始まりました」

 9月1日のメニューは鶏肉のからあげと、地元産の金時イモが入ったみそ汁などです。

(児童は―)
「サツマイモがやわらかくていろんなものが入っていておいしかった」
「ちょっと味が濃くておいしかった」

 坂出市は2022年度から県内で初めて小学校の給食費の無償化を始めています。

 こちらの給食センターでは今後、市内の幼稚園と小・中学校の約4000人分の給食を作ることになります。

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