家庭の事情や引きこもりなどで学校に通えなかった人たちに学び直す機会を提供する「夜間教室」が高松市で始まりました。
高松市生涯学習センター「まなびCAN」で25日、1回目の「夜間教室」が開かれました。外国籍の人を含む18歳から83歳までの男女9人の受講生のうち7人が出席しました。
教室は、1回2時間で2023年1月までに計10回開かれます。受講生は元教員の講師3人から小学校や中学校の国語と算数・数学を学びます。
(受講生/宮本凌輔さん[22])
「本当にうれしいですね。なかなかこういう機会がないので、これをきっかけに勉強を始めたい」
高松市はこの「夜間教室」の運営を通して「夜間中学」設置のニーズを把握するとしています。