香川県高松市で電車の車掌や運転士などを体験できるイベントが開かれ、多くの子どもたちや鉄道ファンが訪れました。
秋晴れの中、行われた「ことでん電車まつり」。会場には多くの親子連れらが訪れました。
子どもたちに人気だったのは「車掌・運転士体験」コーナーです。到着のアナウンスをしたり電車の操作方法を教えてもらったりして、憧れの仕事を体験していました。
(体験した子どもはー)
「ブレーキとか進むのとかを教えてもらいました。(Q.将来の夢は?)電車の運転士さんです」
「楽しかった。(Q.将来の夢は?)お金持ち!」
他にも――。
(山下佳乃記者リポート)
「こちらでは、列車の中でパネル展が開かれています。昔の写真などがずらっと並んでいます」
ことでん開業111周年を記念して行われたパネル展には、創業当時から現在までの電車の写真やヘッドマークなどが展示されました。
写真を展示している電車も開業111周年を記念して復刻したものです。現在の琴平線は車両のラインカラーが黄色ですが、復刻電車はピンク色に近い赤色の「オリジナルカラー」にラッピングされています。この電車は2026年まで運行される予定です。
(鉄道ファンはー)
「鉄道ファン的にはなかなか見られないものがあったりするので、見られてよかったです」
また、リアルな形をしたことでん志度線のミニ電車に、子どもたちが乗車していました。
まつりには他にもキッチンカーの出店やワークショップなどもあり、多くの人たちが充実した休日を過ごしていました。