交通量が増える年末年始を前に、岡山市の高速道路で多重事故の発生を想定した訓練が行われました。
岡山県の消防本部と岡山県警、ネクスコ西日本などが毎年行っています。
山陽自動車道でタンクローリーと乗用車2台が衝突し、6人がけがをした想定です。駆け付けた消防隊員が重機を使うなどして事故車両の中からけが人を救出しました。
岡山県警によりますと、岡山県では2022年1月から10月末までに高速道路での事故で5人が亡くなり、49人がけがをしました。
新型コロナの影響で減っていた交通量が少しずつ増えているため、事故による死傷者の数も2021年を上回っています。
(ネクスコ西日本 岡山高速道路事務所/山口卓位 所長)
「コロナでだいぶ交通量が減っていたが回復している。年末年始で渋滞も多くなってくるので注意して走ってほしい」