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香川県・池田豊人知事の新春インタビュー 就任1年目 新知事の目指すもの・素顔は「うどんは週に2度3度、夜もつい」

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 新春のインタビュー、今回は2022年9月に知事に就任した香川県の池田豊人知事です。その人柄や今後の県政運営について聞きました。 

就任1年目 新知事の素顔

(赤木由布子アナウンサー)
「知事、明けましておめでとうございます」
(香川県/池田豊人 知事)
「明けましておめでとうございます」

赤木アナ「知事に就任されて生活も一気に変わられたかと思うんですが、最近どうお過ごしですか?」
池田知事「週末もイベントにお呼びしていただくことが多いのですが、その合間を見つけて、私の妻は初めて香川に住むものですから、一緒に『香川県内小旅行』を楽しんでます」

 2022年8月の選挙で初当選し、9月に就任した池田豊人知事は高松市出身の61歳です。

 大学進学で香川を離れ、東京大学大学院を卒業後に旧建設省に入省。近畿地方整備局長や道路局長を歴任しました。

 約40年香川を離れていて感じたのは「瀬戸大橋」と「うどん」がもたらした変化です。

(香川県/池田豊人 知事)
「橋ができてですね、非常にみんなの気持ちも岡山との行き来もいつでもできるという軽やかな気持ちになったのが、街にも表れてきてるんじゃないかなと思います。瀬戸大橋が、(その後)明石の方もできて、うどんがとてもブームになった時があります。たくさんの人が来てもらうようになったきっかけになったのかなと思う」

赤木アナ「うどんは大きいですね?」
池田知事「そうですね、キラーコンテンツで財産ですね」
赤木アナ「知事もお好きですか?」
池田知事「はい、私もですね、週に2度3度ですね」
赤木アナ「お昼に食べることが?」
池田知事「お昼も食べますしね、夜もつい、とかね」

 池田知事が中学・高校の時に打ち込んでいたのが「バスケットボール」です。

赤木アナ「ドリブルして?」
池田知事「ドリブルは得意だった」
赤木アナ「今の姿からは……笑」
池田知事「意外とすばしっこいんですよ」

就任1年目 目指すものは

 そんな池田知事が9月の就任会見で掲げたプランの一つが「県民100万人計画」です。

 香川県の人口は103万人を超えていた1999年をピークに減少傾向です。2010年からは100万人を下回り続けています。この人口減少対策として目指すのが「子育てしやすい香川県」です。

(香川県/池田豊人 知事)
「子どもさんが減ってくるということは、中長期的にみて香川の発展は望めなくなるので、今の流れを変えていけるように、子育て世代の方が(香川県で)出産しようという気持ちになれるようにしていきたいと思います」

 また、経済発展のために力を入れるとしているのが「企業誘致」です。

 生産拠点を海外から国内に戻す企業が出てきている状況で、比較的災害が少なく、船による物流が可能な香川県にはチャンスがあるとみています。

(香川県/池田豊人 知事)
「いろんなものを合わせて進めないといけないと思います。場所の確保、交通の整備、それと人材の確保、それから自治体としてのいろいろなソフト、ハード含めた助成の拡充、こういったことをセットでアクションプランを作ってスタートしたいと思います」

 このほか、2024年度を目指している「新県立体育館」の完成に合わせて、サンポート地区全体を歩いて回遊できるようにしたり、「四国新幹線」の計画を進めることなどにも意欲を示しています。

 最後に池田知事には2023年をどういう年にしたいか、色紙に書いていただきました。

池田知事「今年は飛躍の年にしたいと思います」
赤木アナ「その心は?」

(香川県/池田豊人 知事)
「今年は『兎年』ですよね。ウサギは跳ねる、そこにあやかって、香川県が発展する飛躍の年にしたいという思いでこの言葉を選びました。いま香川県には追い風が吹いていると思うんです。観光も世界中から瀬戸内の評価が高いとか、産業も瀬戸内、あるいは香川に立地したいという企業も多く出てきていますので、そういう追い風をしっかりと形にできるように、受け止められるように、県民みんなで飛躍していこうと、そういうことで飛躍の年にしたいと思います」

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