新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが、5月8日から5類に移行することを受け、香川県が医療提供体制の見直しを発表しました。
新型コロナの位置付けが「2類」から「5類」に引き下げられると、「季節性インフルエンザ」と同じになり、医療費は原則、保険診療による自己負担となります。
香川県内の新型コロナ患者の発熱時に対応できる外来診療の医療機関は約460ありますが、医師会などと連携し、8月末までに530の医療機関に拡大し、その後も増やしていく予定です。
また、隔離目的の宿泊療養や陽性者登録センターへの登録、無料検査事業などは5月7日で廃止となります。
ワクチンの接種については2024年の3月末まで自己負担なく受けられます。
また、香川県が行っていた新規感染者数の公表については全数ではなく、週に1回の保健所管内ごとの定点把握による発表に切り替わります。
(香川県/池田豊人 知事)
「基本的なところについては注意をしていただきながら、ぜひGWをしっかりと楽しんでいただくことで、にぎわい回復にもつなげていっていただければと思います」