ネットやゲームの利用習慣を見直すため、子どもたちが一定期間ネット環境から離れて過ごす「オフラインキャンプ」が高松市で開かれています。
香川県が主催のこのキャンプには小学5年生から中学3年生までの男女23人が参加しました。
(参加した子どもは―)
「多くて3時間とか4時間とか、自分でTikTokとかゲームとかを時間で切ってやめられるようになりたい」
参加者は6日から11日までスマホやパソコン、ゲームなどから離れ、キャンプファイヤーなどの活動に参加します。
このキャンプは依存症の外来を設けている高松市の三光病院が、香川県から委託を受け運営しています。6日は保護者も訪れ病院の担当者から子どもとのかかわり方について話を聞きました。
(三光病院/海野順 院長)
「(キャンプで)達成感とか充実感とかを味わってもらうとリアルに帰ってからもですね、前向きになっていけてそういう風な効果が出たらなと」
香川県はキャンプに参加した子どもたちと保護者にネットなどの利用時間の変化や気持ちの変化などを尋ね、キャンプの有効性を調べるということです。