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10月は食品ロス削減月間 香川大学生がフードドライブ活動&小学校で出前授業

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 10月は「食品ロス削減月間」です。環境保全活動に取り組む香川大学の学生たちが、高松市でフードドライブ活動や出前授業を行いました。

 高松市役所では、家庭で余った食料品を募り支援が必要な人に届けるフードドライブ活動が行われました。香川大学の学生で作るプロジェクトチーム「SteeeP(ステップ)」が、高松市などと協同で企画したものです。

 持ってきた食料品100gにつき、香川県の地域のポイント1ポイントがもらえます。

(野口真菜リポート)
「開始30分ほどで、すでに20点以上の食品などが寄せられました。未開封で常温保存できるもの、賞味期限まで1カ月以上あるものが対象で、そうめんや調味料などが集まっています」

 ステップはこれまで、20回以上フードドライブ活動を行っていて、9月までに食料品2948kgを高松市社会福祉協議会などに寄付しました。

(持ってきた人は―)
「安いときに買いすぎちゃって、使えるかなと思ったけど使いきれなくて……というものを活用させてもらっている感じです。食べていただいたほうが環境にもいいでしょうし」

 フードドライブは29日まで、高松市役所やマルナカ栗林南店で行われます。

 木太南小学校では、ステップのメンバーが出前授業を行いました。

 農林水産省の推計では2021年度の食品ロスの量は全国で523万tでした。児童たちは、これは1人あたり1日でごはん1杯分を捨てている計算になることなどを学びました。

 11月8日には小学校で実際にフードドライブ活動を実践する予定です。

(児童は―)
「賞味期限が短いものが前の方にあるから、手前取りをしたほうがいいということがわかりました」
「買い物に行く前に、冷蔵庫の中身をチェックすることがなるほどと思いました」

(香川大学 ステップ/日笠綾音 代表)
「(食品ロス削減を)自分ごととして捉えていただいて、行動に移してほしいという思いでやっているので、今回はその一歩として、小学校のみなさんに知っていただけて、いい機会になったなと思っています」

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