JR芸備線の再構築協議会設置について、岡山県は27日、「既存の協議会での協議を希望するものの、再構築協議会が設置されれば参加する」と国に回答しました。
JR西日本は10月、芸備線の新見市と広島県庄原市にまたがる区間について存廃などを話し合う「再構築協議会」の設置を国に要請しました。国は設置について、岡山県など沿線自治体に意見を求めていました。
回答期限の11月27日、岡山県は「新見市が設けている既存の法定協議会、『新見市地域公共交通会議』での話し合いを希望する」とした上で、「『再構築協議会』が設置されれば参加する」と回答しました。新見市も国に県と同様の回答をしています。
JR西日本岡山支社の藤原乗将支社長は、27日の定例会見で「再構築協議会」への期待感を語りました。
(JR西日本岡山支社/藤原乗将 支社長)
「再構築協議会は法定協議会で協議が進まなかった現状も踏まえているもの。(広域での)課題に対応しやすいのかな」