全国の農業高校の生徒たちが育てた米の食味を競う「お米甲子園2023」が12月1日と2日に新潟県で開かれ、岡山市の高松農業高校が全国1位にあたる「最高金賞」を初めて受賞しました。
受賞したのは農業科学科の作物専攻の3年生8人が中心となって栽培した品種「にこまる」です。米・食味鑑定士20人が試食して味や香りを審査し、最終審査に残った15校中最多となる17票を獲得しました。
高松農業高校によると、栽培するときに肥料を追加する時期や水の管理に特に注意を払い、稲の持つ力をできるだけ引き出すことを目指したということです。その結果「味だけでなく、粒立ちがしっかりして見た目も美しい」米に仕上がったとしています。