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快挙!高松市の料理人がイタリア料理コンクールで日本一に

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 全国イタリア料理コンクール「Gran Concorso di Cucina」の決勝大会が11日、東京都で開かれ、高松市のイタリア料理店「オステリア楓」の津田圭佑シェフが見事、優勝しました。

 この大会は将来のイタリア料理界を牽引する若手シェフを育成しようと在日イタリア商工会議所が主催しているものです。プロの料理人を対象としたイタリア料理コンクールとしては日本最大規模で、今年は全国から約100人が参加しました。

 先月、1次審査を通過した8人で準決勝を行い、津田さんと茨城県つくば市のレストラン「Il Senso」の池邉真喜シェフが決勝に進出していました。

 決勝のテーマはイタリア国旗にちなんで緑・白・赤の3色のペーストとシチリア産の松の実を使って、1時間以内にパスタ料理を作ること。津田さんはカネロニという円筒形のパスタとスパゲッティーニなど3種類のパスタを使用して食感の違いを出すなどの工夫をして、イタリア人審査員から高い評価を受けました。

 優勝したことを受けて津田さんは「自分もびっくりしています。決勝の料理内容をクラシックでシンプルな仕立てにしたのがよかったのかもしれません」と話しています。

 また、決勝で出したパスタ料理は年明けくらいからお店で提供することも計画しているということで、「夫婦2人でやっているお店なので、ぜひご来店いただき、空間や料理を楽しんでください」ということです。

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