四国の経済界のトップらが集う新年交流会が高松市で開かれました。各業界のリーダーたちに2024年の景気の見通しとキーワードを聞きました。
高松国際ホテルには、経済界や官公庁のトップら約440人が集まりました。
Q.2024年の景気の見通しは?
(四国電力/長井啓介 社長)
「物価高は継続しているところではありますけども、全体としては緩やかな回復が続いていくと思う。『マインド』が非常に重要だと思う。少しマインドを切り替えて、より良くする、より稼ぐんだという思いでみんなが取り組んでいくということが一つのキーになる」
(百十四銀行/綾田裕次郎 頭取)
「『前進』だと思います。いろんな意味で。価格転嫁が中小・零細まで進むということと、賃上げをしていくことによって、うまくインフレと賃上げが好循環していくのではないか」
(高松空港/小幡義樹 社長)
「地震と航空機事故を2日続けて目の当たりにして、災害の対策にしても、事故への対処にしても『日頃の実践的な訓練』をやれるかどうか、それにかかっている。そこをさらに充実させていく年になるといいなと」
(JR四国/半井真司 会長)
「新型コロナ禍で生活様式とか働き方が大きく変わったものですから、コロナ前の水準に戻すのは非常に厳しいのかな。だからむしろ、『新しい人流をいかに創出するか』。四国遍路をはじめとして、四国の自然のすばらしさ、良さをどんどんPRして、人にお越しいただく」