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「防災ゲーム」で楽しく知識を覚えよう 防災インストラクター養成講座 岡山市【こつこつ防災】

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 防災の話題を伝える「こつこつ防災」です。防災インストラクターの養成講座が岡山市で開かれ、市民が防災知識や指導方法を学びました。

 岡山市南区役所で開かれた防災インストラクターの養成講座です。

 南区にある公民館の職員や自治会のメンバー、地区の防災士など27人が参加しました。

(岡山市南区役所 総務・地域振興課/戸田康宏 課長)
「地域の防災力をみんなで高めたいというところで、子どもたちが楽しみながら防災の知識を覚えていけるっていうこのプログラムを使っていただける方の養成を目的としております」

(「シャッフル」のお題)
「目の前で火が燃え上がろうとしています、消火器で火を消しましょう」

 こちらはカードを使う「シャッフル」という防災ゲームです。

 お題の書かれた「テーマカード」に従い、4枚の「手順カード」を正しく並べ替えることで災害時に役立つ知識や方法などを学べます。

 「テーマカード」の裏面には正解が、そして、「手順カード」にはテーマに関しての知識や方法が詳しく書かれています。

(「防災博士の挑戦状」博士のコメント)
「力を合わせ、この危機を乗り越えなくてはならない……」

 こちらは今回新たに追加した「防災博士の挑戦状」です。

 在宅避難に必要なグッズをみんなで考える体験型の防災学習プログラムです。

 まず始めに参加者は室内に隠された「ヒントカード」を探します。次にカードに書かれたヒントを参考に、室内にある防災グッズの中から必要なものを選びます。

 参加者同士でコミュニケーションを取りながら楽しく防災が学べます。

 そのほか参加者は、間違い探しで家具の転倒防止策を学ぶゲームや幼稚園・保育所に通う小さな子どもに危険と正しい行動について考えてもらうゲームなど5種類のゲームを体験しました。

(参加者は―)
「楽しく防災を学べるコンテンツがたくさんあったなと思いました」
「実際に子どもたちに防災講座をやっているので、子どもたちがどういうふうに楽しめるかなというのをイメージしながらやれたのが非常に良かったです」
「うちの場合は子どもよりも年寄りが多い地区なので、アレンジしながらやりたいと思います」

(岡山市南区役所 総務・地域振興課/戸田康宏 課長)
「南海トラフの地震の被害想定でも南区は震度6強っていうふうに設定されたりしていますし、水害に比較的弱いっていう地域の特性を持っておりますので、こういった活動が盛んになるのは良いことかなと思っております。地域に戻られてですね、この活動を広げていただければなと思っております」

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