2023年の1年間に香川県で交通事故で死亡した人は33人で、このうちの7割が高齢者でした。
香川県警によりますと、死者は前の年より2人減り、統計が残る1948年以降では2番目に少ない数字となりました。また、3年連続で減少していて警察は、「減少傾向が定着化した」と分析しています。
死亡事故の特徴は、高齢者が22人と全体の7割近くを占めています。また、歩行者や自転車の死者が
全体の約6割となっています。
また、人口当たりの死者数では、全国ワースト5位と依然として悪い水準にあります。
香川県警は、年齢層に応じた交通安全教育や特定小型原付車など新たなモビリティへの対策に取り組みたいとしています。