岡山・香川で2021年に起きた交通事故の状況がまとまりました。香川県では72年ぶりに死者が40人を下回りました。
香川県警のまとめによると、2021年に交通事故で亡くなった人は前の年より22人少ない37人でした。72年ぶりに40人を下回り、統計が残る1948年以降では2番目の少なさです。
亡くなった人のうち65歳以上の高齢者は22人で、前の年の44人から半減しました。香川県警は、「横断歩道での歩行者優先などの呼び掛けが死者数減少の要因の一つ」としています。
一方、人口10万人当たりの死者数は3.89人で全国ワースト3位となり、依然として厳しい状況が続いています。