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14年ぶりに男木島で生まれた3人が新1年生に 運動会に島民も駆け付け応援 香川

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 25日、高松市の男木島の小学校で運動会が開かれました。約6年前に「島のベビーラッシュ」で生まれた子どもたちが1年生になり、元気に校庭を駆け回りました。

 高松港からフェリーで約40分の「男木島」。この島で25日、運動会が開かれました。参加したのは、男木小中学校と保育所の子どもたち合わせて15人。さらに、島民やボランティアで島に来た人です。

 その中には、この春、小学校に入学した新1年生3人、西川結海さん、ダモンテ凪さん、橋本燈さんの姿も。1週間ほど前に腕をけがした燈さんは安静にしながらの参加です。

(島生まれの新1年生/橋本燈さん)
「きょう魚取り(の競技)が楽しみで来たからね」

 実はこの3人……。

(島民)
「宝物じゃわの。ばんざーい。ばんざーい」

 約6年前、島に3人の赤ちゃんが誕生しました。2010年から始まった瀬戸内国際芸術祭をきっかけに若い移住者が増え、14年ぶりに島で生まれた小さな宝物の成長を、島民らが見守ってきました。

 あれから月日が経ち、小学1年生に。転んでも失敗しても、前を向いて走り続けます!

 子どもたちの頑張りを応援しようと多くの島民が駆け付け、一緒に競技も楽しみました。

(島民は―)
「(子どもたちが頑張っている姿を)見たくてじっとしておれんかって出てきた」
「大きくなったなぁと」

(島生まれの新1年生/西川結海さん)
「楽しかった。(Q.何が一番楽しかった?)リレー。(Q.練習してきたの?)何の練習もしてない」

(島生まれの新1年生/ダモンテ凪さん)
「(Q.楽しかった競技は?)パン食い競争。(Q.これから頑張りたいことは?)図工。図工楽しいから」

(結海さんの父親/西川伸一さん)
「育ちました、育ちましたね。子どもたちが元気で、おじいちゃんおばあちゃん達も楽しそうで良かったと思います」

 島の小さな宝物はのびのびと成長しています。

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