衆院選・香川1区で7回目の当選を果たした立憲民主党の小川淳也幹事長が27日深夜、KSBのオンラインインタビューに応じ、過半数を割り込んだ自公政権に代わる政権の樹立に向け、野党各党に丁寧に向き合う考えを示しました。
小川さんは、幹事長として全国の候補者の応援に回り、ほとんど香川にいない選挙戦を制したことについて、「こういう形でさらなる責任をいただいたことに、大変な感謝と感激を、また同時に大きな責任感を感じている」と話しました。
また、解散前から大きく議席を減らした自民党については「総裁選から、あるいは石破総裁が誕生する一連の過程が、いわば裏金問題にふたをして幕引きを図る、逃げ切るための一連の政治劇だったという印象」だとし、「直接手を染めた人の責任もあるし、その土壌を見て見ぬふり、あるいは放置してきた党としての責任が、全議員に及んでいるのではないかというふうに感じた」と述べました。
今後の政局については「立憲民主党としては政権交代が最大の政治改革だという立場でこの総選挙戦ってきた。自公が過半数を割るということであれば、これに代わる政権の樹立に向けて当然努力するということになる」という考えを示しました。そして「何であれば共通して闘えるか、最大公約数は何なのか。そして国民にとって選択肢たりうるにはお互いにどこを立て合うのか。そのためには私ども野党第一党が謙虚に、丁寧に、こちらが腰を折り、頭を下げ、野党各党に丁寧に向き合うということが求められる局面だと感じている」と語りました。