みなさんから寄せられた疑問に答える「みんなのハテナ」です。2月22日はニャン・ニャン・ニャン♪の語呂合わせで「ネコの日」です。今回は、ネコのさまざまな疑問にニャンでもお答えします!
伺ったのは、高松市木太町にある猫カフェ「パトズカフェ」です。こちらでは、約15匹のかわいいネコたちと触れ合うことができるんです。
それでは、オーナーの伊澤さんに答えてもらいましょう。
ネコに好かれるには?(倉敷市 masa 60歳)
(森の猫 パトズカフェ/伊澤幸子オーナー)
「大きな音とか大きな声とかをすごい嫌がるので静かに接することですよね。そっと隣に行って優しくなでてあげるとか」
実は、ネコの聴覚は人間よりも高い周波数の音を聞き取ることができるそうです。
一方で大きい音が苦手だそうで声のボリュームを下げ、落ち着いた声で優しく話しかけることが大事だそうです。
また、伊澤さんによると、低い声は動物のうなり声に似ているため、声が高い人の方が懐かれやすい傾向にあるそうです。
ネコを触る時のポイントは?(高松市 コバ兄 38歳)
(森の猫 パトズカフェ/伊澤幸子オーナー)
「やはりお腹の方は嫌がるので、触らない方がいいです。よほど気を許していないと。気持ちいいのはこのあたり。頭とか好きですね」
頭のほか、あごの下も喜ぶネコは多いそうです。では、なぜ頭やあごなどを触るといいとされているのでしょうか。
一説には、ネコが自分でなめて毛づくろいをしにくい場所だから……だそうです。ネコはとてもきれい好きで、よく自分で毛づくろいをするのですが、顔まわりなどは自分でなめられないので、なでられるとうれしいそうです。
逆に「触らない方がいい場所」はお腹以外にあるのでしょうか。
(森の猫 パトズカフェ/伊澤幸子オーナー)
「しっぽもあまり触らない方がいいです。よくお尻をポンポンする人がいるんですけど、ポンポンも好きな子と好きじゃない子もいるので」
ネコは寒さが苦手なの?(総社市 キノリ 42歳)
(森の猫 パトズカフェ/伊澤幸子オーナー)
「あまり直接暖房が当たる場所にはいなかったりします」
伊澤さんによると、人と同じか、少し低い温度でも大丈夫なことが多いそう。ちなみに、パトズカフェでは、室温を20~23℃程度にしています。
また、ネコについてはこんな特徴も。
(森の猫 パトズカフェ/伊澤幸子オーナー)
「ここは南からすごく日が差してくるので、日の差している所によく寝転がっています。(Q.やっぱり日なたが好き?)好きですね。暖房とかよりも自然の太陽とかが好きなので。一番居心地のいい場所で過ごしています」
液体のように柔らかい理由は?(岡山市 ミッフィー 35歳)
(森の猫 パトズカフェ/伊澤幸子オーナー)
「骨の数が多いからですね」
ネコの骨の数は、約240本で、人より40本ほど多いそう。そのため関節の数も多く可動域が広いため、柔軟に動けるそうです。
ちなみに、柔らかいからか、こんな特徴も。
(森の猫 パトズカフェ/伊澤幸子オーナー)
「丸いのが好きですね。入りたくなる。ネコベッドも丸いのが好きですね」
ネコの感情や性格を知りたい!(丸亀市 くるべえ 54歳)
(森の猫 パトズカフェ/伊澤幸子オーナー)
「喜んでいる時はしっぽを立てて機嫌よく歩いているし、怒っている時は体を膨らませる、大きく見せるっていうネコなりの威嚇ですね」
そのほか、性別による傾向もあるそうです。
(森の猫 パトズカフェ/伊澤幸子オーナー)
「男の子の方が穏やかで甘えん坊が多い。女の子が気ままなところがあって、日によって機嫌が違うことは多々あります」
また、伊澤さんは『ネコは人の言葉を理解しているのでは?』と考えています。
(森の猫 パトズカフェ/伊澤幸子オーナー)
「ある程度は分かっていると思います。声のトーンとか喋りかけ方とかで怒っているとか優しくされているとか褒められているとか分かっていると思います」
ちなみに、パトズカフェでは、ネコ同士のコミュニケーションも活発にあるそうです。
(森の猫 パトズカフェ/伊澤幸子オーナー)
「いま2匹同年齢の子が遊んでいますけど、これはコミュニケーション。見方によってはけんかしているように見えるけどコミュニケーションを取っています」
ネコの特徴を知ったうえで触れ合うことで、よりネコの魅力を感じられるかもしれませんね!