香川県立の学校が使うタブレット端末などのアカウントが不正に削除された問題について、「外部からの不正アクセス」によって操作されていることが分かりました。
(香川県教育委員会/淀谷圭三郎 教育長)
「ネットワークアタック事案であることは確かだと思います」
3月4日、香川県立高校など39校で生徒や教職員が使うタブレット端末などのマイクロソフトアカウント1万7226件が削除されたことが分かりました。
17日の会見で淀谷教育長は、生徒や教職員が使っているネットワークの内部からの操作ではなく、「外部からの侵入によるもの」と明らかにしました。復旧のめどは立っていません。
また「復旧」の仕方について、削除されたアカウントを復活させるのか、新しいアカウントを作るのか、検討中だということです。
(香川県教育委員会/淀谷圭三郎 教育長)
「復旧にあたってはさらにセキュリティーを高める形でやらないと同じアタックをされますので、専門的な知識を持つ方にも手伝っていただいてやっている状況です」