ニュース

岡山県の企業 「増収増益」見込みは26.9%

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT


 帝国データバンク岡山支店が岡山県の企業に2025年度の業績見通しを尋ねたところ、「増収増益」を見込んでいる企業は26.9%で、前年度を5.9ポイント上回りました。一方、「減収減益」を見込んでいる企業は23.7%で、前年度を0.7ポイント下回りました。2年ぶりに増収増益が減収減益を上回りました。

 業種別にみると、増収増益が減収減益を上回ったのは製造業や小売業などで、建設業・卸売業・サービス業は増収増益と減収減益が同数でした。

 業績予想を上振れさせる材料で最も多かったのは、5年連続で「個人消費の回復」(37.2%)でした。一方、下振れ材料で最も多かったのが「原油・素材価格の動向」(37.2%)でした。

 帝国データバンクは「賃上げによる個人消費の回復に期待を寄せている様子がうかがえる一方、原油価格の動向や米国経済、中国経済の悪化を懸念する企業の割合が増加した」と分析しています。

 調査は2025年3月、岡山県に本社がある458社を対象に行い、156社から回答を得ました。

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース