中小企業向けの出資名目で、知人女性から現金合わせて550万円をだまし取ったとして、高松市の介護士の女(66)が17日、詐欺の疑いで逮捕されました。女は容疑を否認しています。
警察によりますと、女は2018年7月上旬、高松市に住む30代の女性に対し「商工ローン」と題した書面を交付した上で「親戚が中小企業向けの融資事業をしている。短期間に利益がもらえる」などと嘘を言い、8月上旬に女性から350万円をだまし取った疑いが持たれています。
また、2020年7月には同じ女性にLINEや電話で「短期ですごい商品が出た。私が立て替えるので絶対にやってください。一部を出してもらえませんか」などと嘘を言って、200万円をだまし取った疑いも持たれています。
警察の調べに対し、女は「受け取った記憶がない」などと容疑を否認しているということです。
他にもこの女からの詐欺被害を訴えている人がいるということで、警察が余罪についても調べています。