中学校の卒業式に合わせ、複数台のバイクなどで道路いっぱいに広がるなどの危険運転をしたとして、警察は17日、岡山県玉野市の高校生ら14人を岡山地方検察庁に書類送検しました。
道路交通法違反の共同危険行為等の禁止の疑いで書類送検されたのは、玉野市と岡山市の16歳から18歳の高校生や会社員ら14人です。
警察によりますと、14人は、2025年3月14日の正午ごろ、不法改造などしたバイク7台と普通車1台で並走しながら低速度で玉野市の市道いっぱいに広がって約200メートルにわたって走行し、交通の危険を生じさせるなどをした疑いが持たれています。
この日は玉野市の中学校で卒業式が開かれていて、警察が警戒していたところ犯行を発見。その後、任意で事情を聞くなどして容疑を特定し、14人を書類送検しました。
警察の調べに対し、14人全員が容疑を認めているということで、警察は後輩の卒業式を祝う目的で集まったとみています。