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工藤会トップら3850万円の賠償命令が確定 建設会社会長射殺事件 最高裁が上告棄却

社会

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 北九州市の建設会社会長射殺事件の遺族が「工藤会」のトップら2人に賠償を求めた裁判で、最高裁は2人の上告を退け、3850万円の賠償を命じた判決が確定しました。

 2011年に北九州市で暴力団排除を進めていた建設会社会長(当時72)が自宅付近で拳銃で撃たれ、死亡する事件がありました。

 この事件で遺族が特定危険指定暴力団「工藤会」トップで総裁の野村悟被告とナンバー2で会長の田上不美夫被告に対し、合わせて7200万円の賠償を求めて裁判を起こしていました。

 2審の福岡高裁は「総裁の地位は名誉職や儀礼的なものとはいえず、実質的なもの」と指摘し、工藤会全体の資金獲得行為のための組織的な犯行だとして、1審から550万円増額した合わせて3850万円の賠償を2人に命じていました。

 2人は上告していましたが、最高裁は今月17日までに退ける決定をしました。

 これで3850万円の賠償を命じた判決が確定しました。

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