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太陽系外からの珍しい「訪問者」 史上3例目の恒星間天体を発見したとNASA発表

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 NASA=アメリカ航空宇宙局は、太陽系以外の宇宙から飛来してきた天体を観測したと発表しました。こうした天体は極めて稀で、観測されたのは3例目です。

 NASAは南米チリにある天文台が太陽系の外側から飛来してきた天体を発見したと、1日に発表しました。

 「3I/ATLAS」と名付けられたこの天体は現在、木星付近にあり、10月30日ごろに太陽に最接近する見込みです。

 地球に接近する恐れはありません。

 専門家は、大きさはまだ把握できていないものの、彗星のように氷や塵でできていると推測しています。

 「3I/ATLAS」は時速およそ22万キロメートルの猛烈なスピードで移動していて、太陽に最接近した後、太陽系から遠ざかっていきます。

 太陽系由来でない天体は「恒星間天体」と呼ばれ、極めて稀で、観測されたのは、2017年と2019年に続き今回が3例目です。

画像:NASAのHPから

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