6日朝、JR岡山駅前で岡山学芸館高校の生徒が新しいスタジアム建設に向けた署名への協力を呼び掛けました。
6日午前8時ごろ、岡山学芸館高校の生徒7人がJR岡山駅前で署名への協力を呼び掛けました。
初のJ1を戦うサッカー・ファジアーノ岡山はJFE晴れの国スタジアムで行われる今シーズン全てのホーム戦でホームエリアのチケットが完売しています。
ホーム戦の観客の収容率はここまでリーグトップの94%で、チケットの入手がしづらい「見たくても見られない状況」となっています。
生徒たちはボランティア委員と呼ばれる委員会を中心に、校内で署名活動をするなどしてきました。今回の街頭での活動も生徒たち自ら提案したということです。
学芸館高校には2025年2月にファジアーノ岡山とプロ契約を結んだ末宗寛士郎選手と千田遼選手が在学しています。その存在も、署名活動をするきっかけになったと言います。
(岡山学芸館高校/畝本莉那さん)
「同じクラスに(ファジアーノの)プロになった人がいて、そこで身近に感じてよりサポートしたいなと思ったのがきっかけ。1回見たことあるんですけど、その時座れなくて人が多すぎて。より迫力があって見れる場所ができたらと思う」
(岡山学芸館高校/片山結加里さん)
「地元の岡山で何かできないかと思って(参加した)。できたら岡山以外の都市も一緒に活性化して日本自体が盛り上がってくれたら」
新スタジアムの整備を推進する会によりますと、署名活動が始まった6月26日~8月6日までで約13万3000の署名が集まっています。署名はオンラインでも受け付けていて、9月末まで行うとしています。