投資運用会社の社員になりすまし、現金650万円をだまし取ったとして、岡山県警が26日、ベトナム国籍の自称会社員の男を逮捕しました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、大阪市に住むベトナム国籍の男(29)です。
警察によりますと、男は氏名不詳らと共謀し、架空の株式投資名目で現金をだまし取ろうと考えました。そして2025年6月から7月にかけて、倉敷市の会社員の女性(47)に対し、SNSで「投資運用会社社員に650万円を交付すれば、1000万円以上の資金が株式投資に運用されて効率的に利益を得られる」などと虚偽の勧誘をしたということです。
7月16日、早島町の飲食店で、投資運用会社の社員になりすました男が女性から現金650万円をだまし取った疑いが持たれています。
その後不審に思った女性から相談を受けて、警察が捜査していました。
警察の調べに対して男は「お金を取りに行ったことに間違いないが、金額は分からない」と容疑を一部否認しています。