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【速報】旧香川県立体育館 解体工事入札差し止め求める仮処分申請へ

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 香川県が解体を決めている旧県立体育館を民間の資金で再生することを目指す団体が26日、高松市で記者会見を開きました。解体工事業者を選定する一般競争入札手続きのいったん停止などを求める仮処分の申請を裁判所に申し立てる方針を明らかにしました。

 地元の建築家らが複数の企業のサポートを受けて設立した「旧香川県立体育館再生委員会」は2025年7月18日、旧体育館の建物と敷地を県から買い取るなどして民間資金で耐震補強と改修を行い、ホテルなどに再生させることを提案。香川県教委と池田知事に協議を申し入れました。

 しかし香川県教委は8月5日、「具体的な主体や計画などが明確になっておらず、解体の先延ばしはできない」とする文書を再生委員会に送付し、県が7日に入札の情報を公開しました。入札期間は9月2日から4日まで、予定価格は9億2000万円余りです。

 再生委員会は、仮処分申請の申し立てについて「協議を行う時間を得ることが目的」だとしています。

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