香川県丸亀市の本島で、9月20日(土)に「第1回塩飽大運動会」が開催されます。企画したのは、本島の若手漁師らを中心に結成された「本島さかな部」です。島内外、幅広い世代の人が参加できる新しいイベントです。
本島ではこれまで、毎年秋に島民だけで「島民運動会」を行ってきました。しかし人口減少の影響で年々規模が縮小し、「10年後には無くなってしまうのではないか」という声が上がるようになったそうです。
本島さかな部では、島民に加えて島外からの参加者を迎え入れることで、何十年も続けていける新しい「島民運動会」を島に根付かせようと、今回のイベントを企画しました。
本島さかな部はこれまで、島の漁師らが子どもたちに魚や海の魅力を伝える活動を続けてきました。魚との触れ合い体験や、サワラやタコの解体ショー、グルメや釣り体験などを通じて、海の豊かさや大切さを身近に感じてもらう取り組みです。
今回の大運動会では、思い切り体を動かすアクティビティや、タコ飯おにぎりやタココロッケなど本島らしいグルメも楽しめます。競技ごとに定員があり、本島さかな部のInstagram(@honjima_sakana)のダイレクトメッセージで参加の予約を受け付けています。
島の盛り上がりを未来につなげる、新しい形の大運動会。島の空気を存分に楽しみながら、島内外の参加者が一緒になって汗を流します。