酒を飲んで軽自動車を運転し、追突事故を起こして相手にけがをさせたとして、倉敷市に住む会社員の男(42)が、過失運転致傷と酒気帯び運転の疑いで、9日逮捕されました。
警察によりますと、男は9日午前1時35分ごろ、倉敷市中畝の県道を、酒を飲んだ状態で軽自動車を運転し、信号待ちをしていた軽自動車に追突。そのはずみで、軽自動車が前にとまっていた自動車に追突する玉突き事故を起こしたとみられています。
この事故で、追突された軽自動車の運転手の女性(45)と、自動車の運転手の女性(50)および同乗していた男性(48)が、首などをけがした模様です。
被害者から110番通報を受けた警察が現場にかけつけた際、男から酒の臭いがしたため検査したところ、基準値を超えるアルコールが検出されたということです。
警察の調べに対し、男は「飲酒運転をして追突事故を起こし、相手にけがをおわせたことに間違いありません」と容疑を認めています。